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研究レポート

「フレイル」状態を
改善する「MCT」

研究レポート

低栄養状態の高齢者が陥りがちな「フレイル」

「フレイル」という言葉をご存知ですか?フレイルは、肉体や精神、食生活や栄養、社会や環境に関して「脆弱」な状態を示す概念として、近年注目を集めています。
フレイルは病気ではなく、病気になる一歩手前で、生活環境を変えることによって健康が取り戻せる状態を表します。ですから、その段階で気づき、対応することが大事です。
低栄養状態もフレイルの一つであり、下図にあるようなフレイルの連鎖を生じさせないことが、さまざまな肉体的・精神的な障害の発生や要介護状態を予防し、健康寿命を延伸させる上で重要であるとされています。

MCTはフレイル状態の筋肉量を増加してくれる

最近の研究では、MCTはフレイル状態も改善できることがわかってきました。
低栄養状態(痩せ)の高齢者に、普段の食事のタンパク質、アミノ酸、ビタミンDを増量し、さらに一般的な油脂であるLCT(長鎖脂肪酸油)、もしくはMCTを含む食品を摂取してもらいました。その結果、長鎖脂肪酸を摂取した方も、中鎖脂肪酸を摂取した方も、ともに体重やBMIは増加しました。しかし、その中身は全く異なります。一般的な油では皮下脂肪が増加していることに対し、MCTは、筋肉が増加していることがわかりました。

さらに、高齢者の握力や歩行速度まで向上

さらに、この研究では特別な運動をしなかったにも関わらず、MCTを摂取した方では握力や歩行速度なども向上し、フレイルを改善する可能性が示されたのです。高齢者にとってMCTは元気の源と言えるかもしれませんね。

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